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開講にあたって

 

 
 

 

 
 

ライブ・エンタテインメント論
開講に際して

 産業界と教育機関との提携による講座は、各分野で活発に運営されていますが、(社)コンサートプロモーターズ協会、が寄付講座として開講するのは初めてです。日本の音楽産業界で、アーティストが聴衆と同じ空間を共有するコンサート産業の健全な発展を目指して協会が発足してから18年になります。その間、関係各位のご理解、ご協力と会員の努力で、事業がようやく軌道に乗りました。この機会に日本の経済・音楽文化の更なる発展に寄与することを目的に、東京工科大学メディア学部と提携し、特別講座「ライブ・エンタテインメント論」を2007年後期より、開講いたしました。
 
 日本のエンタテインメント産業は、世界各国から高い評価を得る優秀なコンテンツを創出する能力を有しています。産業界の工夫や努力と行政による環境整備や支援により、ライブ・エンタテインメント産業が21世紀の日本を支える新しい主力産業として発展していく可能性は十分あると考えています。ついては教育機関において早い段階から教育を始めることで、産業への関心を持ち、同時に高い適応性を備えたより実践的な人材の輩出が望まれています。
 
 大学が教育の主眼である体系的な学問も重要であるが、学生が「自分にとって有益な知識や技術の習得」と「学習した内容が実社会で使われることが実感できる学習」ができるようカリキュラムを作りました。教育の成果は研究の成果よりも測りにくいところがあるといわれますが、学生諸君が熱心にじゅこうしてくれたことには相違ありません。理系で培われた「研究」のノウハウと文系の「実践的教育」とが東京工科大ならではの環境の中でまずは実を結んだと思います。
 
 

  • 一般社団法人
  • コンサートプロモーターズ協会
  • 顧問 反畑誠一
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寄付講座
ライブ・エンタテインメント論について

メディア特別講義II「ライブ・エンタテインメント論」は、一般社団法人 コンサートプロモーターズ協会(A.C.P.C.)様からの寄付講座です。メディア学を研究する本学部において、音楽業界のありかた、ライブ。エンタテインメントの将来を、メディア業界全体の動きに照らし合わせながら考えていく講座です。